観劇「Touch~孤独から愛へ」

2月8日(水)東京演劇集団「風」による「Touch~孤独から愛へ」を観劇しました。過去には「星の王子さま」「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」を観劇し、今回で4回目となりました。

本校体育館が巨大なステージとなり、開演前は舞台装置や音響設備を興味津々に見学していました。

劇は、字幕と手話通訳での情報保障のほか、進行に合わせてライブで「音声ガイド」が入り、視覚・聴覚障害がある子どもが楽しめる舞台となっており、物語の世界に引き込む迫力のある演技を、児童生徒は食い入るように観ていました。

観劇により、舞台上の人物に感情移入して深く考えさせられ、思考力や想像力を養うことができました。この経験を、今後の学習発表会や高校生手話パフォーマンス甲子園に活かしていきたいと思います。


~あらすじ~

北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、2人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは彼らを「デット・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)」と呼び、「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。
「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。