学校概要  School outline

 校長あいさつ

  群馬県内で唯一、聴覚に障害のある幼児児童生徒のための特別支援学校です。県内に多くの卒業生を輩出し、群馬県立聾学校同窓会も昨年90周年を迎えました。

 今年度は、幼稚部、小学部、中学部、高等部で74名が学んでいます。思いやりのある豊かな心、たくましく生きる力、自ら学ぼうとする態度、進んで社会に参加する心の育成を学校教育目標とし、大人も子供も互いに切磋琢磨しています。全県から通学する児童生徒の通学を保障するための寄宿舎もあり、自立や助け合いを実践的に学んでいます。

 また、聴覚障害支援センターを開設し、きこえやことばに関することで心配ごとのある方やそのご家族が地域で安心して暮らせるように支援しています。主な事業として、教育相談、通級指導教室、園・学校への出張相談や研修支援等を行っています。教育相談では、0歳児から就学前までの乳幼児教育相談と小学校から高等学校までの学校に通う児童生徒の教育相談を行っています。是非、本校の専門性を活用してください。

 日々の授業や様々な教育活動では、「伝え合い分かり合うこと」と「考えること」を大切にし、心と言語力の育成を目指しています。今年度は、感染症に引き続き気を付けながら、「元気に挑戦する」をキーワードに、幼児児童生徒のできるようになりたいこと、目標達成を教職員一同で応援していきます。

 保護者の皆様、関係者の皆様、引き続き本校の教育活動へのお力添えをお願い申し上げます。

 

令和5年4月             
校長 岡田 明子(おかだ あきこ)