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【中学部】手話教室

 手話教室を1学期、2学期に1回ずつ、計2回行いました。講師は、群馬県聴覚障害者連盟より、連盟の会員で本校の卒業生でもある方を派遣していただきました。
 第1回は、小林大介さんをお迎えしました。小林さんは、幼稚部の時に聾学校の出し物として見た大道芸に感銘を受け、独学で大道芸を勉強し始めたそうです。現在は、Glaros(グラロス)という芸名で、県内のイベントなどで大道芸を披露する活動をなさっています。生徒たちは、ピエロの格好をした小林さんの登場に驚きながらも、次々と披露されるマジックに目が釘付けになっていました。ワークショップでは、パントマイムの表現の仕方を教わり、風船などの小道具を使ってパントマイムを体験しました。普段の学校生活ではなかなか経験できない、貴重な時間となりました。

 様々な大道芸について説明を聞きました。  「え~!」「嘘~!」と声があがり、驚きの連続でした。
   
 はしごで高く登ったり、風船を引っ張ったりと、イメージしながら身体表現をやってみました。

 第2回は、石塚貴士さんをお迎えしました。石塚さんは、聞こえない人や聞こえにくい人で構成されるフットサルチーム「群馬デフフレンズ」の代表も務め、仕事の傍らフットサルでも活躍なさっています。今回は、生徒と一緒にフットサルの体験をして、心から楽しむことやチームプレーの大切さも教えてくださいました。生徒一人一人に分かりやすく、パスやトラップのやり方を教えてくださったり、手話でコミュニケーションする楽しさや大切さも同時に伝えていただいたりしました。終わりの挨拶では、「社会に出るために大切なことは、礼儀や正しいマナーを身につけること、相手の言うことを、良い態度でよく聴くこと。」等、伝えていただき、大変勉強になりました。

フットサルとサッカーの違いを学びました。 手本を見せながらボールの止め方を教えてくださいました。
   
しっぽ取りゲームで、広い視野で動く練習をしました。 2チームに分かれてミニゲームを楽しみました。