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観劇「Touch~孤独から愛へ」

2月8日(水)東京演劇集団「風」による「Touch~孤独から愛へ」を観劇しました。過去には「星の王子さま」「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」を観劇し、今回で4回目となりました。

本校体育館が巨大なステージとなり、開演前は舞台装置や音響設備を興味津々に見学していました。

劇は、字幕と手話通訳での情報保障のほか、進行に合わせてライブで「音声ガイド」が入り、視覚・聴覚障害がある子どもが楽しめる舞台となっており、物語の世界に引き込む迫力のある演技を、児童生徒は食い入るように観ていました。

観劇により、舞台上の人物に感情移入して深く考えさせられ、思考力や想像力を養うことができました。この経験を、今後の学習発表会や高校生手話パフォーマンス甲子園に活かしていきたいと思います。


~あらすじ~

北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、2人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは彼らを「デット・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)」と呼び、「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。
「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。


第17回全国聾学校作文コンクール 銀賞受賞

令和4年度第17回全国聾学校作文コンクールにおいて、小学部4年の岡部未怜さんが銀賞を受賞しました。おめでとうございます。受賞者は以下のとおりです。

 

銀賞  ワクワクした箱カメラ       小学部4年 岡部 未怜  

努力賞 「ワクチンは、ヒーローだ」    小学部6年 神澤 柊佑 

努力賞 制服から見えた社会        高等部2年 御子神潤弥 

入選  りんごの木            小学部2年 久保野紗良 

本校中学部教諭が聴覚障害教育振興会より表彰されました。

 本校中学部芹澤佑実教諭が、聴覚障害教育振興奨励会主催の令和3年度聴覚障害教育振興奨励に関する研究及び教育活動において優秀な実践教育として表彰されました。
 「生徒の認知特性を踏まえた視覚教材の工夫 ~記述を基に文章の内容を体系的に理解する力を育てるための国語科指導の実践を通して~」と題したもので、審査の結果、「ICTの可能性を理解した上で、ツールを組み合わせて指導を行った。実態に基づいて論証しており説得力のある展開になっている。習熟度の異なる生徒の指導は他校においても大変参考になるものである。」との概評をいただきました。

東京2020パラリンピック聖火フェスティバル 採火式

 8月16日(月)に中学部・高等部生徒が、東京2020パラリンピックの聖火に使う種火の採火を行いました。

 群馬は、古墳時代を中心に現在の関東地方で栄えた「東国文化」発祥の地とされていることから、この時代の伝統的な火おこし方法である「舞いぎり式」で、火をおこしました。

 板に当てた木の棒を回転させ摩擦力で火をおこす「舞いぎり式」に苦戦する生徒もいましたが、板にこすりつけている木の棒から煙が出始めると、「頑張れ」と声援が送られ、無事成功すると大きな拍手が沸き起こりました。パラリンピック出場選手の皆さんを応援するとともに、伝統的な文化を学ぶよい機会となりました。