聾学校日記

12/15 バスケットボール

 小学部の高学年は、体育の授業でバスケットボールに取り組んでいます。体育館の半面では試合形式で、もう半面ではシュート練習をしていました。二人で行うシュート練習は、休む間もなく自分の番がまわってきます。二人は根気よくゴールを狙ってシュートを繰り返していました。

今日の給食(有機栽培米、牛乳、回鍋肉、とり肉と春雨サラダ、豆腐とシメジのスープ)

12/12  校外での活動

 今日は、小、中、高等部とも、校外に出かける学年が多い日となりました。

小学部5・6年生は、社会科見学で千代田工業株式会社

中学部1年生は、上野で班別校外学習

高等部2年生は、沖縄で修学旅行中

高等部1年生は、就業体験

 

 今日の給食(五目うどん、ジョア、イカの天ぷら、小松菜とえのきのおかか和え)

 

12/11 橋本一郎氏来校 PTA講演会

 本日はPTA講演会にたくさんの御来場ありがとうございました。講師は、「デフリンピアンのパパ」とも言われる亜細亜大学経営学部経営学科特任准教授であられます 橋本一郎 様。演題は、「聞こえない先輩の姿をのぞいてみよう!」橋本先生は、先日もハートネットTVに御出演され、数多くのデフリンピック競技会場に足を運ばれて、教え子たちにエールを送られていた様子が紹介されてました。御講演は、歯に衣着せぬ軽快な語り口で、参加者にたくさんの御示唆をいただきました。聴覚障害のある大学生の様子。彼らを支える大学の支援体制。普段の生活の中で、大人が情報を遮断していることはないか。伝えたい気持ちを受け入れることの大切さ。聞こえないもの同士で話をする時間の大切さ。など、聾学校教員であったときの話や大学生との交流の様子などを交えて楽しくお話をいただきました。

 講演後は昼食を交えて、交流会が行われました。「また、来年もお話を伺いたい。」という声がたくさんあがりました。次回を楽しみにしたいとおもいます。

 お話のなかで、写真家の齋藤陽道さんがWebページで公開している「働くろう者を訪ねて」のお話がりました。現在40名の方の動画が紹介されています。社会に出てさまざまな分野で働いている方々のお話が本人の手話で紹介されています。ぜひ、見てみてください。

今日の給食(こぎつねご飯、牛乳、厚焼き玉子、ほうれん草とシメジの和え物、なめこと大根のみそ汁)

 

12/10 今日は「世界人権デー」

 今日は、1948年12月10日に採択された「世界人権宣言」を記念し、国際連合が制定した国際デーです。「世界人権デー」には、人種や国籍、性別や宗教、言葉のなどの違いがあっても、ひとりの人間として尊重されるべきことを考えてみましょう。今日は、すべての人に尊厳と権利があるという決意と誓いを再認識する日です。

 法務省では、12月4日から12月10日を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動に取り組んでいます。学校では幼児児童生徒の発達段階に合わせて、人権教育の取組を行っています。

 余談となりますが、「国際デー」は、調べてみるとたくさんありました。1月から12月までなにかしらあります。まかでも6月は、33個もの国際デーが制定されています。また、同じ日に複数の国際デーが重なる日あります。それが3月21日。なんと、5つの国際デーにあたっています。

 今日の給食 (チキンライス、牛乳、シーザーサラダ、かぶとベーコンの和え物、みかん)

12/9 中学部 助産師さんによる出前講座

 中学部生を対象に、「いのちの大切さを伝える助産師出前講座」が行われました。この講座は、群馬県の助産師会にお世話になって行われています。今日はお二人の助産師さんが来校し、写真や映像、模型を使って、自分の命がいかの尊いものかを学びました。➀いのちのはじまり、➁胎児の成の様子、③生まれるときの様子など、生徒は真剣に話をきいていました。お話のなかで、人間の脳は25歳ぐらいまで成長し続ける。だから、これからいろいろなことを経験し、失敗もしながら成長していくことが大切という話がありました。みんなで、成長を応援していきましょう。

今日の給食 

有機農産物献立(有機玄米ご飯、牛乳、生揚げと野菜のうま煮、キャベツと赤大根の和え物、大根のみそ汁)で、

8種類の有機農産物を取り入れた献立となる予定でしたが、収穫・納品の都合で、赤大根は欠品となりました。

そこで、「キャベツともやしの和え物」が献立にあがりました。

明日から、高等部2年生は沖縄への修学旅行に出発します。楽しい思い出を作ってきてくれることでしょう。