聾学校日記
9/19 高等部授業風景
情報科 情報デザインと表現の工夫
アートとデザインの違いを問うところから授業が始まりました。ユニバーサルデザインという視点で自動販売機の改善点を考えました。一見完成されていて、もう普段の生活になじんでいるようなものでも、視点をかえると、まだまだ配慮が足りないことに気付きます。ボタンの位置を低く。お金を落とさないようにトレイをつける。ボタンに点字をつける。ボタンの位置を低いところにもつけて、背の高い人にも低い子供にも使いやすくする。いろいろ出るものだと感心しました。
 
今日の給食 (ごはん、牛乳、がんもどきと野菜のうま煮、キャベツとかにかまの和え物、油揚げのみそ汁 )
9/17 中学部の授業風景
今日の目標は「一次関数のグラフを簡単に書く方法を考えよう」です。切片と傾きをわりだして、2点を結べば一次関数のグラフが書けることを実感として得られていました。最後に練習問題を二人がどんどん解いていきました。こういう姿が出せると、次の数学も楽しみになりますね。
今日の給食 (五目ごはん、牛乳、いかナゲット、キャベツときゅりの香味和え、具だくさんみそ汁)
9/16 初任者研修で、本校にたくさんの先生が見えました
今日は今年特別支援学校の教諭に採用された先生方の研修があり、本校でたくさんの先生方が授業を参観したり、聴覚障害についての講義を受けました。
 
授業風景
小3年 算数 わり算のあまりの意味を考えよう
「20個のみかんを6個ずつ袋に入れると何袋できますか。」今日からあまりのあるわり算の学習に入ります。プリントの上におはじきを置き、6つを一塊にして何袋できるかおはじきを操作します。その後,立式して6の段の九九を確認しながら、6×4=24 「あっ、20を過ぎちゃった。」と九九を確認しながら 解いていました。
高等部 生活情報コース ~情報を分かりやすく伝えよう〜 「群聾祭の販売会のポスターを作ってみよう」
2人の生徒がポスター作りに集中していました。一人はパワーポイントで、一人は手書きで制作。どちらも工夫してポスター作りにとりかかっていました。前半の生徒とのやり取りがとても丁寧でした。先生が話しかける。生徒が答える。先生がしっかり受け止めて、さらに言葉をかける。生徒がそれにまた意見を述べる。とてもいい雰囲気の中でやり取りができていました。
今日の給食(醤油ラーメン、牛乳、春巻き、棒棒鶏サラダ)
9月12日 授業風景
小1年 算数 「10よりおおきいかずをかぞえよう」
大きなどんぐりの木で遊ぶリスたち。一匹がどんぐりを捕ろうと手を伸ばしています。「リス(13匹)はどんぐりを一つずつたべられるかな。」と先生が質問。リスの数とどんぐりの数を正確に数えて比較。その時に10で一塊をつくると数えやすいねと気付かせたいところですが、素早く数えた子供たちは、「余ったらどうする。」「半分にわって食べる。」一年生の発想の面白さに感心しました。
高校 外国語科英語総合 「英字新聞に投稿」
導入で前時の学びを振り返って生徒から質問をします。内容を理解していなかったり、復習していなかったりしていると疑問もわきません。生徒から「~の回数」と「~の数」についての質問がありました。「単に英語ではこう表現するよ。」とう回答ではなく、手話ではどう表現するのかという発想も交ぜて、表現方法を考えていました。
幼稚部
「ピザ屋さんごっこ」
幼児からの発言を聞き取り、はっきりとした発音で語り掛ける文字通り一対一の個別指導です。導入でシルエットクイズを出題。トマトやドーナッツ、ピザのシルエットで今日の学習は何かなと関心をもたせていきます。ピザづくりでは、ピザソースに見立てた絵の具を丁寧にたっぷりと塗る姿みられました。
9/11 授業風景
小6年 社会 大陸に学んだ国づくり
高学年の社会、社会だけではありませんが難しい言葉が多く登場します。社会科は、小学生、中学生、高校生と繰り返し学びながら知識を広げたり、深めたりしていきます。小学生はその土台をつくるところなので、まず面白そうと感じてくれる授業づくりが大切です。映像が多用されていました。