2025年9月の記事一覧
9/30 デフリンピック応援 キャラバンカーが到着
東京2025デフリンピック大会が、11月15日~26日の12日間で行われます。世界各国から選手約3000人が東京に集まります。夏の大会は陸上、バドミントン、バスケットボール、水泳、卓球など21種目。今日は、この大会を盛り上げようと、キャラバンカーが聾学校に姿を見せました。
キャラバンカーには、大会メダルのレプリカ、夏の大会種目に関わるマンガの紹介等の資料が満載されており、それらを体育館で鑑賞しました。群馬県聴覚障害者連盟の早川理事長から、デフリンピックについてのお話を伺いました。そして、21日にデフリンピックを見に行ったら、しっかりエールを送ってきて欲しいとお言葉をいただきました。
またスタートランプの体験会も行いました。
今日の給食(ご飯、牛乳、豆腐ハンバーグデミきのこソース、彩野菜のナムル、なめこ汁)
9/29 頑張りました 全国聾学校陸上競技大会
山梨県JITリサイクルインスタジアムで行われた全国聾学校陸上競技大会。全国から各地区の大会で好成績をおさめた38校169名の生徒が集まりました。この大会に本校からは男女合わせて11名が出場。今もてる力を振り絞って、競技に臨みました。女子は昨年に引き継き優勝旗を持ち帰ることができました。
来年はこの全国大会の会場が群馬県になります。全国から選手が集まるので、こころを込めて大会準備を進めていきたいと思います。今年の会場校である山梨聾学校では、生徒が大会に参加した学校から応援メッセージを集め、うちわを渡していました。また、山梨陸上競技協会、高等学校体育連盟、高校生の皆様には大会の運営でたいへんお世話になりました。
今日の給食 (ソース焼きそば、牛乳、中華スープ、フルーツヨーグルト)
9/26 明日から全国聾学校陸上競技大会
26・27日に山梨県で行われる「全国聾学校陸上競技大会」に出場する選手が、今朝、出発しました。午後から前日練習を行います。学校では24日に中学部と高等部の生徒が集まって壮行会を行いました。みんなの期待を胸に、全国から集まる強豪選手の中で、ベストをつくしてきてもらいたいと思います。
今日の給食(黒コッペパン、牛乳、白身魚(ホキ)のハーブ焼き、グリーンサラダ、コーンチャウダー)
9/25 幼稚部ミニ運動会
青空のもと、幼稚部の子供たちのミニ運動会が行われました。遠方より、おじいさんやおばあさんも駆けつけ、みんなはりきって、かけっこ、ダンス、玉入れ、親子競技などに取り組みました。
今日の給食 (ご飯、牛乳、回鍋肉、もやしと青梗菜の中華和え、わかめスープ)
地域支援 自立活動
地域の学校で学ぶ生徒への通級指導の様子を参観しました。自分にあった英語の学習方法について、先生と相談しているところです。授業の中で英語の発音を聞き取る。聞いた単語を書き取る。そうした学習過程で、特定の音が聞こえにくかったら、どうやって単語を覚えていけばいのでしょう。自分に合った覚え方を見つけようと、試行錯誤を重ねています。
9/24 高等部 授業風景
生物基礎
DNAの複製と分配の授業。3人の生徒が一時間を通してよく発言していました。複雑なDNAの複製の仕組みを理解するのに、前時の学習で紙の模型で構造を組み合わせ、手を動かしながら考えていたことがたいへん有効だったと思います。
高等部 数学Ⅰ
5名の生徒が一時間を通して集中し、数学に取り組んでいました。身の回りで見られる分類、授業では食品分類表なども提示して、「数学では、大まかなものではなくて、きちんと数を分類していきます。」と、これから学習することの面白さを感じてもらおうと、今日は高等部の生徒を題材に分類するクイズづくりも行いました。
今日の給食(なめし、牛乳、鶏肉のパン粉焼き、上州きんぴら、きのこ汁)
9/22 高等部 情報の授業
情報科 情報デザインと表現の工夫
こちらも情報の授業。異なるコースで同じ内容を取り扱う授業を参加しました。それぞれアプローチが違い、関心深く参観しました。導入で提示する授「業の目標」をわざと見えずらくしてプロジェクターで表示。「なんて見えずらいんだろう。」と思わせて、生徒に色相、明度、彩度を工夫するとで見えやすくなることに気付かせていました。
今日の給食(ごはん、牛乳、焼き餃子、麻婆豆腐、春雨サラダ)
9/19 高等部授業風景
情報科 情報デザインと表現の工夫
アートとデザインの違いを問うところから授業が始まりました。ユニバーサルデザインという視点で自動販売機の改善点を考えました。一見完成されていて、もう普段の生活になじんでいるようなものでも、視点をかえると、まだまだ配慮が足りないことに気付きます。ボタンの位置を低く。お金を落とさないようにトレイをつける。ボタンに点字をつける。ボタンの位置を低いところにもつけて、背の高い人にも低い子供にも使いやすくする。いろいろ出るものだと感心しました。
今日の給食 (ごはん、牛乳、がんもどきと野菜のうま煮、キャベツとかにかまの和え物、油揚げのみそ汁 )
9/17 中学部の授業風景
今日の目標は「一次関数のグラフを簡単に書く方法を考えよう」です。切片と傾きをわりだして、2点を結べば一次関数のグラフが書けることを実感として得られていました。最後に練習問題を二人がどんどん解いていきました。こういう姿が出せると、次の数学も楽しみになりますね。
今日の給食 (五目ごはん、牛乳、いかナゲット、キャベツときゅりの香味和え、具だくさんみそ汁)
9/16 初任者研修で、本校にたくさんの先生が見えました
今日は今年特別支援学校の教諭に採用された先生方の研修があり、本校でたくさんの先生方が授業を参観したり、聴覚障害についての講義を受けました。
授業風景
小3年 算数 わり算のあまりの意味を考えよう
「20個のみかんを6個ずつ袋に入れると何袋できますか。」今日からあまりのあるわり算の学習に入ります。プリントの上におはじきを置き、6つを一塊にして何袋できるかおはじきを操作します。その後,立式して6の段の九九を確認しながら、6×4=24 「あっ、20を過ぎちゃった。」と九九を確認しながら 解いていました。
高等部 生活情報コース ~情報を分かりやすく伝えよう〜 「群聾祭の販売会のポスターを作ってみよう」
2人の生徒がポスター作りに集中していました。一人はパワーポイントで、一人は手書きで制作。どちらも工夫してポスター作りにとりかかっていました。前半の生徒とのやり取りがとても丁寧でした。先生が話しかける。生徒が答える。先生がしっかり受け止めて、さらに言葉をかける。生徒がそれにまた意見を述べる。とてもいい雰囲気の中でやり取りができていました。
今日の給食(醤油ラーメン、牛乳、春巻き、棒棒鶏サラダ)
9月12日 授業風景
小1年 算数 「10よりおおきいかずをかぞえよう」
大きなどんぐりの木で遊ぶリスたち。一匹がどんぐりを捕ろうと手を伸ばしています。「リス(13匹)はどんぐりを一つずつたべられるかな。」と先生が質問。リスの数とどんぐりの数を正確に数えて比較。その時に10で一塊をつくると数えやすいねと気付かせたいところですが、素早く数えた子供たちは、「余ったらどうする。」「半分にわって食べる。」一年生の発想の面白さに感心しました。
高校 外国語科英語総合 「英字新聞に投稿」
導入で前時の学びを振り返って生徒から質問をします。内容を理解していなかったり、復習していなかったりしていると疑問もわきません。生徒から「~の回数」と「~の数」についての質問がありました。「単に英語ではこう表現するよ。」とう回答ではなく、手話ではどう表現するのかという発想も交ぜて、表現方法を考えていました。
幼稚部
「ピザ屋さんごっこ」
幼児からの発言を聞き取り、はっきりとした発音で語り掛ける文字通り一対一の個別指導です。導入でシルエットクイズを出題。トマトやドーナッツ、ピザのシルエットで今日の学習は何かなと関心をもたせていきます。ピザづくりでは、ピザソースに見立てた絵の具を丁寧にたっぷりと塗る姿みられました。
9/11 授業風景
小6年 社会 大陸に学んだ国づくり
高学年の社会、社会だけではありませんが難しい言葉が多く登場します。社会科は、小学生、中学生、高校生と繰り返し学びながら知識を広げたり、深めたりしていきます。小学生はその土台をつくるところなので、まず面白そうと感じてくれる授業づくりが大切です。映像が多用されていました。
9/10 授業風景
9月10日 高等部 自立活動
具体物の操作や手作り教材をもとに、前後上下左右の位置関係を問う学習に取り組んでいました。問題文は手作りで、本人の写真が載っていて関心が高まるように工夫されています。
高等部 数学 チェバの定理
この定理は、三角形の各頂点から引いた線分が1点で交わるとき、辺上の線分の比に関して成り立つというものです。3人の生徒が、定理に基づき比を入れ、タブレットパソコン上でお互いの取り組み状況を見ながら解答を導きだしていました。
高等部 情報デザイン科 工業基礎
生徒1人で、CNC加工機やレーザー加工機を操作し、合わせて5つの作業を効率よく行う授業です。ひとつひとつの作業の手間や時間を想定できていました。駐車場に置く木製看板をCNC加工で彫り出し、彫り出した文字にグルーガンで色付け、ランタンの塗装などを作業場所をまわりながら同時進行で取り組んでいました。
小学部 2年 算数
水のかさの学習です。円柱や四角柱のマスに、かき氷用の青いシロップで色を付けた水を移し替え、1リットルが10デシリットルであること学び、単位変換の練習問題に取り組んでいました。
小学部 4年 社会
自然災害についての学習です。東日本大震災がおきた時の様子を家族にインタビューしてきたものを発表しました。群馬ではどんな自然災害がこれまでに起きているのか年表で整理しながら学んでいました。
地域支援 巡回指導
8月1日の本校サマースクールで大学生の講演をきいて、自分と同じように感じていること、自分とは違うなと感じたことを整理していました。大学生となり家から遠く離れて一人暮らしをしている先輩の姿を通して、合理的配慮や社会に出ていくことについて考えることができたと思います。
9/12 今日の給食
今日の給食(麦ごはん、牛乳、キーマカレー、海藻サラダ、ダイスパイン)
9/11 今日の給食
今日の給食 (ご飯、牛乳、八宝菜、シュウマイ、もやしとほうれん草のナムル)
9/10 今日の給食
今日の給食 (ロールパン、マスカットジョア、鶏豚焼きメンチ、キャベツのドレッシング和え、トマトビーンズ)
9/9 バケツ稲が実っています
小学部の5年生はバケツ稲を育てています。夏休みの間は家に持ち帰り世話をしてきました。この夏は暑かったので、水の管理がたいへんだったことでしょう。モミが膨らんできました。収穫が楽しみです。バケツ稲は、幼稚部でも育てていて、こちらは2学期からカカシが登場。同じく収穫の時期を待っています。
今日の給食(ご飯、牛乳、さばのごまだれ焼き、ごぼうとたけのこのうま煮、生揚げと小松菜のみそ汁)
メインのおかず さばのごまだれ焼きは、焼いて、蒸して、ごまを振ってと手間がかかっています。無駄な油を落としてあるので、さっぱりと食べられます。さばは児童生徒、職員分の約180切れを一度に焼くのでそうです。
9/8 地域支援 高校入試で希望する合理的配慮を伝えよう
通級指導教室での授業の様子です。今回は高校受験を控え、夏のオープンククールを通して感じた印象やどのくらい個別相談できたかを整理していました。受験に際して、またその後の高校生活を送るうえで進路選択は慎重に進めねばなりません。また、人によっては合理的配慮の申請を行うことに遠慮があるかもしれません。そこで、先生がこれまでの先輩がどんな合理的配慮を申請してきたかを提示し、一つ一つ確認していました。
今日の給食 (ご飯、牛乳、豚肉の生姜炒め、小松菜とツナのサラダ、具だくさん汁)
9/5 授業風景
小学部6年 国語 夏休みの絵日記を発表しよう
二人の児童が、互いの夏休みの絵日記を発表していました。夏休みにあった家族との楽し思い出。書いたこと以上に、伝えたいことがたくさんあるんでしょうね。発表の中で、友達や先生からの質問を受け、楽しい夏休みの作文を補足する情報がたくさんひきだされました。もったいないので、どうにか文を補充したいですね。発表では、「いつ? だれと? どこ? なに?」が軸になるので、これを落とさず話したり、聞き取ったりすると誤解がないことを学び合いました。
高等部 2年 社会科 日本と清の近代化と日清戦争
歴史好きな高校生ともなる知識量の豊かさに感心しました。授業に関わるワードが生徒から次々に出てきます。中学部の時に学んだこと、子どものときに見学した時のこと、マンガで読んだこと、それらを巧みにひきだして、こうじゃないかという回答を導きだしていました。この関連づけ、類推して自分なりの答えをもてるというのはすごい。授業で知識を先生から与えられるというイメージが強い歴史ですが、今日の授業は生徒がどこまで理解しているのかを探りながら、ここはというところで、質問を投げかけ、調べさせる。生徒が自分の知識を発言したいという欲求を上手く発散させながら授業が展開されていました。
今日の給食(うどん、イカの天ぷら、きのことなすのうどん汁、ほうれん草ともやしのごま和え)
9/4 4つの授業風景 ②
高等部 1年 国語 「古文を読むために」
3人とも古文は少し苦手と言っていましたが、先生が巧みに問いかけ、苦手な古文を何で学ぶのか。生徒からのマイナス意見にしっかり聞きながら、古文にもいいとこがあるんじゃないかという思いを抱かせるように話題をなげかけます。生徒から「言い方は難しいけど、昔の人も思いは今と変わらない。」という意見が出て、何か学ぶ価値がありそうじゃないかという意識が芽生えてきました。「竹取物語」の資料では、竹の中からドラえもん。物語は今も引き継がれているという親近感がわきました。
中学部 2年 国語 「話し言葉と書き言葉」
二人の生徒と先生が和気藹々と授業を進めていました。導入の話し言葉と書き言葉では、二人を題材にした例文を出して、上手に関心をひいていました。「宿題文」と「卓球部」での場面。どちらも話題に事欠かない。続けてこうだと話したいことがあります。例文からして、生徒が自分事として考えられる工夫がありました。「話し言葉」と「書き言葉」で伝えた場合の違和感を、二人が出し合っていました。
今日の給食(ごはん、牛乳、ゴーヤチャンプルー、ひじきサラダ、きのこと春雨スープ)
9/4 4つの授業風景 ①
高等部 1年 英語コミュニケーション We are Part of Nature
参観した教室には生徒3人。3人だと答える順番がすぐにまわってきます。緊張感がありますね。「豆テスト、本文、Q&A 英作文 課題の提示」という流れが生徒に定着しいました。豆テストも、回答後に先生が生徒の席をまわって一人一人丸付けをして、課題を出します。少人数の良さだと思います。
授業のなかで、英文と日本語を交互に3人が読み合う場面がありました。やはり少人数の良さですね。
小学部 3年 社会 「店ではたらく人と仕事について調べよう」
スーパーの仕事を調べる学習に、みんなが楽しそうに取り組んでいました。群馬県だけでなく、他県からも食料が運ばれてきていることを知ります。流通の仕組みを知ることで、まさに社会は繋がり合って生活が成り立っていることが理解でき、社会科の楽しさを感じられる単元です。子どもたちが商品の産地を地図帳で場所を確認しながら、どんどん調べていました。