最新情報

【高等部】1学期の様子

話し合い活動


 自立活動の時間に、グループ別で話し合い活動を行いました。就業体験や交流などで困ったことを出し合いました。たくさん出された個々の意見を分類し、意見のまとまりを作る方法を学びました。これまでの健聴者との会話体験について、「わからぬ」「話せぬ(会話の難しさ)」「すまぬ(罪悪感&後ろめたさ)」「勘違い」とまとめた班もありました。今後は、卒業後に向けて今から何ができるかを話し合います。

 

 

校外学習


 東京の新国立劇場にて、オペラ「ラ・ボエーム」を鑑賞してきました。物語のあらすじやオペラのマナーを事前学習し、感動とマナーを目的としました。演者のきらびやかな衣装、豪華で動きのある舞台セット、オーケストラの生演奏という初めての体験ばかりでした。イタリア語による4幕の恋愛物語でしたが日本語字幕があり、オペラの雰囲気や演者の力強いパフォーマンスを感じることができました。登場人物の病死に涙する生徒、舞台装置に驚く生徒、それぞれに感動を持ち帰りました。

【関東聾学校陸上競技大会】200m、1500m、3000m、砲丸投、三段跳で優勝!男女ともに総合2位!

7月7日(金)~8日(土)に本校主管で、第72回関東聾学校陸上競技大会が正田醤油スタジアム群馬で行われました。本校からは、中学部2年生以上の陸上部員18名が参加しました。家族や本校の皆さんの応援を受け、感謝の気持ちをもって大会に挑み、大活躍ができました。本当にありがとうございました。 

 主な結果
<男子> 総合得点 第2位
 優 勝/砲丸投、三段跳
 第2位/走高跳
 第3位/やり投、走幅跳、4×100mR

<女子> 総合得点 第2位
 優 勝/200m、1500m、3000m
 第2位/800m、砲丸投、4×100mR
 第3位/走幅跳

 男子砲丸投  男子三段跳
   
 女子200m決勝  女子1500m
   
 女子3000m  
   

【中学部】校外学習、球技大会

中学部では1学期に様々な行事が行われました。
 

校外学習


5月には甘楽町方面に校外学習に行きました。

1~3年生が縦割りのグループに分かれて、小幡地区の歴史的史跡や城跡を見学しました。事前学習ではグループごとに相談して見学するコースを決め、当日は地図を片手に計画したコースを見学することができました。3年生を中心に協力しながら行動し、充実した校外学習となりました。

 

球技大会


6月には球技大会を行いました。

これは、毎年保健体育委員会が中心となって企画して行っています。今回は「ドッヂビー」という柔らかいフリスビーを投げ合って、ドッヂボールのように競うものです。当日は、みんなで協力して競い合い、楽しい時間を過ごすことができました。

【小学部】春の遠足(1~6年)、社会科見学(4年)、交流学習(3年)

春の遠足 5月10日


春の遠足では、1年生から6年生まで縦割り班で活動しました。
事前の話し合いから上級生が中心となって、みんなで班の名前や活動内容を考えました。
当日も班のメンバーで協力しあって、楽しく活動できました。

社会科見学(4年生) 6月5日


敷島浄水場と六供清掃工場を見学しました。
浄水場では水道タンクの階段をのぼり、大きさを実感しました。清掃工場では、たくさんのごみを持ち上げるクレーンの迫力に圧倒されました。

 

交流学習(3年生) 6月16日


城南小学校から73名の3年生が来校し、本校の3年生と交流学習を行いました。城南小学校の子どもたちは、チャイムが鳴ると「勉強」「休み」など見える表示が出ることに興味を持ったようでした。体育館では、「ボール送り」や「シッポ取り」のゲームをして楽しみました。

【幼稚部】春の遠足

 お母さんやお父さんと一緒に、るなぱあくと前橋公園へ遠足に行きました。初めて公共のバスを使って遠足に行きましたが、乗車中のマナーを守り楽しく行くことができました。るなぱあくでは、家で作ったしおりを見ながら友達と「何に乗ろうか」と話しながら一緒に乗る姿がたくさん見られ、時間いっぱい楽しんでいました。前橋公園では、お弁当を食べた後、鯉や鳩に餌やりをして生き物と触れ合いました。なかなかできない体験に子どもたちはわくわくしていました。

開校記念行事

4月12日(水)に幼稚部から高等部までの全校児童生徒が参加して、開校記念行事が行われました。

前半は、岡田明子新校長より聾学校の歴史について話していただきました。後半は、みどり市ろう者協会のご協力の下、ウクライナ避難民の方と中高生が交流活動を行いました。国際手話による講演で、生徒の視野が広がりました。また、「いろいろな国の人と交流するため国際手話を覚えたい。」と話す生徒もいました。その後グループに分かれてウクライナの指文字について練習し、最後に全員の前でグループごとに発表しました。最初は緊張した様子でしたが、徐々に緊張もゆるみ楽しく交流ができました。

 

<本校の沿革>
本校は、大正11年に私立高崎盲唖学校としてスタートし、昭和2年に県立盲唖学校となりました。県立学校として開校した昭和2年4月12日が本校の開校記念日となっています。

【寄宿舎】高3生を送る会

2月27日(月)に高3生を送る会を行いました。寄宿舎で共に生活してきた仲間の門出を祝う、とても大切な行事です。高等部舎生卒業生4名がそれぞれの思い出や、後輩たちに伝えたいメッセージを自分で考えて別れの言葉として壇上で話をしてくれました。後輩たちは、卒業生からのメッセージを真剣に受け止めている様子がありました。式の後の夕食は、高3生のリクエストメニューを作っていただき、とてもおいしく、楽しく食事が出来ました。舎生全員で過ごす最後の夜はとても盛り上がり、心に残る思い出になりました。

 集合写真  別れの言葉
   
 卒業おめでとう!  先輩との思い出を振り返りながら
   
 かんぱーい!!  おいしくいただきました♪

【高等部】卒業式

3月1日(水)に第75回高等部卒業証書授与式が行われ、5名の生徒が高等部所定の課程を修め、本校から巣立って行きました。卒業後も益々成長し元気に活躍されますよう願っています。

 卒業生入場  卒業証書授与
   

 ステージ上のスクリーンに文字情報を提示するとともに、
話者のとなりに手話通訳がつきます。
 

卒業生が1人1人「別れの言葉」を述べます。
先生方や保護者への感謝の気持ちを伝え、長い生徒で幼稚部から
15年間通い続けた母校に別れを告げます。

観劇「Touch~孤独から愛へ」

2月8日(水)東京演劇集団「風」による「Touch~孤独から愛へ」を観劇しました。過去には「星の王子さま」「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち」を観劇し、今回で4回目となりました。

本校体育館が巨大なステージとなり、開演前は舞台装置や音響設備を興味津々に見学していました。

劇は、字幕と手話通訳での情報保障のほか、進行に合わせてライブで「音声ガイド」が入り、視覚・聴覚障害がある子どもが楽しめる舞台となっており、物語の世界に引き込む迫力のある演技を、児童生徒は食い入るように観ていました。

観劇により、舞台上の人物に感情移入して深く考えさせられ、思考力や想像力を養うことができました。この経験を、今後の学習発表会や高校生手話パフォーマンス甲子園に活かしていきたいと思います。


~あらすじ~

北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、2人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは彼らを「デット・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)」と呼び、「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。
「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。


【高等部】「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2022 感謝状

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)主催の第18回「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2022に、高等部より生徒作品を応募(4コマ漫画部門、ポスター部門)したところ、情報デザイン科3年木村さくらさんの4コマ漫画部門優秀賞につづき、群馬県警察サイバーセンターより感謝状を頂きました。

 

受賞作品(都道府県別 -群馬県-)のホームページはこちら
https://www.ipa.go.jp/security/event/hyogo/2022/local/gunma.html