最新情報
本校中学部教諭が聴覚障害教育振興会より表彰されました。
本校中学部芹澤佑実教諭が、聴覚障害教育振興奨励会主催の令和3年度聴覚障害教育振興奨励に関する研究及び教育活動において優秀な実践教育として表彰されました。
「生徒の認知特性を踏まえた視覚教材の工夫 ~記述を基に文章の内容を体系的に理解する力を育てるための国語科指導の実践を通して~」と題したもので、審査の結果、「ICTの可能性を理解した上で、ツールを組み合わせて指導を行った。実態に基づいて論証しており説得力のある展開になっている。習熟度の異なる生徒の指導は他校においても大変参考になるものである。」との概評をいただきました。
【寄宿舎】歯科指導の取り組み
今年度の保健指導は『虫歯、歯周病の理解と予防』について取り組んできました。舎生をグループに分け、それぞれが知っていることや予防の取り組みについて話し合うことができました。指導の中で予防するためには歯みがきがとても大切なこと、マウスウォッシュやデンタルフロスの使用が予防に効果的だということを知ることができました。その後、各々が歯みがきチェックを行うなかで歯みがきの回数が増え、オーラルケアグッズを持参して来る舎生も見られるようになりました。以前よりも予防歯科に対して意識している様子が見受けられます。
今後も歯みがき習慣の確立と予防歯科について意識させられるよう寄宿舎での取り組みを継続していきたいと思います。
【寄宿舎】防災グッズの展示・ハザードマップの確認
3月7日(月)から2週間、寄宿舎防災週間として『防災グッズの展示』と『自分の住んでいる地域のハザードマップを確認してみよう』と題して舎生一人一人が地域のハザードマップの確認を行いました。
防災グッズの展示では、普段からリュック等に入れ準備したい「緊急持ち出しセット」と、いざというときにあったら便利な「避難生活で役立つセット」を展示しました。
カセットコンロや防災ラジオなど興味を持って手に取り、使い方についてたくさんの質問や「防災グッズの使い方がわかってよかった。」「いざという時のために家に帰ったら準備したい。」等の感想がありました。
ハザードマップの確認では、「自分の住んでいる身近な場所に洪水や土砂災害の危険が潜んでいるなんて驚いた。」、「家に帰って家族と避難場所の確認をしたい。」等の感想があり、防災について考える良い機会になりました。
いざという時にいのちを守る防災グッズ | ハザードマップで自宅のリスクを把握しました。 |
【中学部】予餞会
卒業式を翌日に控えた3月10日(木)に予餞会を行いました。お世話になった3年生に感謝の気持ちを伝えようと、1年生と2年生が入念に準備を進めてきました。当日は、クラスの出し物やレクリエーション、メッセージなど在校生の心のこもったおもてなしに、卒業生は泣き笑いし、胸いっぱいとなったひとときを過ごしました。
1年生の出し物「昔話クイズ」他 | 2年生の出し物「TIKTOK風のダンス」他 |
3年生の出し物「がーまるちょば」パントマイム | 在校生より卒業生へ 色紙のプレゼント♪ |
レクリエーション | 卒業生より在校生へのお礼のメッセージ |
【中学部】職場体験・職場見学
進路指導の一環として、学年ごとに職場見学と職場体験を行いました。1年生は、1月27日(木)、群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザ、群馬県聴覚障害者連盟事務所を見学しました。2年生は、1月27(木)、28日(金)の2日間、前橋市立図書館へ職場体験に行きました。
コロナの感染拡大によって、生徒達も「実施できるのかな」と心配していましたが、感染対策をしっかりと行い、無事に終えることができました。職場見学、職場体験から帰ってきた生徒たちの表情は、「社会に出るために必要なこと」を肌で感じ取り、充実感に満ちていました。普段の学習とは異なる学びがあり、有意義な時間を過ごすことができました。
<1年生:群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザ、群馬県聴覚障害者連盟事務所> | |
事務所の職員さんから事業内容の説明を聞きました。 | ビデオ編集などを行うスタジオを見学しました。 |
<2年生:前橋市立図書館> | |
職員の方から仕事内容の説明を聞きました。 | パソコンで受付業務をしました。 |
書庫の整理で破れたページなどをチェックしました。 | 任された仕事を2人で協力しながら取り組みました。 |
【寄宿舎】あうちのはぶち会
2月24日(木)にあうちのはぶち会(お楽しみ会)を行いました。会の名前から内容まで担当舎生が考え、進めてきました。ドッジボールとフットサルを行うために、コロナ禍でも行えるような新たなルール作りも舎生を中心に行いました。当日は各チームごとの対戦の他に、寄宿舎の先生チームと舎生チームでの試合も行っています。自分たちがゼロから作り上げた行事だったこともあり、心から楽しんでいる様子がありました。「コロナだから」と諦めず、主体的に取り組むことができ、良い経験になりました。
集合写真 | ドッジボールスタート!! | |
いけぇー!! |
フットサルの作戦会議 どうやって先生に勝つか。。。 |
絶対に負けられない戦いが |
【寄宿舎】すずらん会役員選挙
1月17日(月)に告示、2月2日(水)に選挙を行いました。高等部最高学年が選挙管理委員となり、選挙の決まりや役員の仕事内容について説明してくれました。今年の立候補者は会長、男子棟代表、女子棟代表にそれぞれ1名ずつでした。立候補者が立ち会い演説をし、皆からの拍手により承認されています。新しく役員となった3名は「皆にとって楽しい寄宿舎になるように頑張ります!」と力強く宣言してくれました。ぜひ頑張ってほしいと思います。その後は旧役員から1年間を振り返って1人ずつ挨拶をしてもらいました。「1年間ご苦労様でした!」と皆からたくさんの拍手が送られました。
〈選挙管理委員が司会を務めました。皆しっかりと参加していました。〉 | |
〈立ち会い演説の様子。演説前は緊張していましたが、堂々と話すことができました。〉 |
【小学部】6年生を送る会
3月2日に「6年生を送る会」が開かれました。3、4、5年生が飾り付けをした会場で、5年生が進行を務めました。優しくしてくれた6年生に向けて、各学年が出し物をしました。感謝の気持ちをこめて、メッセージとプレゼントも贈りました。6年生からも、迫力のある和太鼓の演奏や、在校生へのメッセージがありました。換気のために開け放した扉からは、まだまだ冷たい風が吹きこみましたが、差し込む日射しはやわらかく、保護者の方々にもやさしく見守られて、子どもたちの笑顔と笑い声でいっぱいのあたたかな会となりました。
【高等部】卒業証書授与式
3月1日(火)に高等部卒業証書授与式が厳粛に挙行され、卒業生1名が立派に巣立っていきました。卒業後も益々成長し元気に活躍されますよう願っています。
【聴覚障害支援センター】Q&A更新
聴覚障害Q&A ページ更新しました。
Q24「補聴器、人工内耳の電池で気をつけることはありますか」
聴覚障害支援センター 聴覚障害Q&Aのページはこちら
【聴覚障害支援センター】地域支援だよりNo.6発行
地域支援だよりNo.6を発行しました。
聴覚障害支援センター 地域支援だよりのページはこちら
【寄宿舎】3学期 誕生会
1月19日(水)に3学期の誕生会を行いました。今回は、体育館で『仲間探し』と『震源地当てゲーム』をしました。行事の担当舎生が、司会やルール説明を行い、ゲームを進行してくれています。夕食後に、男子棟と女子棟に分かれて誕生者のお祝いをしました。誕生者あいさつでは「久しぶりの誕生会で、嬉しいです。」という感想や「勉強を頑張りたい。」と抱負を述べる舎生もいました。
仲間探し | 震源地当てゲーム |
誕生者あいさつ | おめでとう!! |
【高等部】全国聾学校高等部オンラインフェス from IBARAKI
全国聾学校高等部オンラインフェス from IBARAKI 作品発表のページを公開しました。
【聴覚障害支援センター】地域支援だよりNo.5発行
地域支援だよりNo.5を発行しました。
聴覚障害支援センター 地域支援だよりのページはこちら
【寄宿舎】すずらんパーティー
12月13日(月)に寄宿舎すずらんパーティーを開催しました。
今年度も感染症対策として、ハッピータイム(ゲーム)は体育館で行いました。今回は、コミュニケーション力を高めようということで、色々な人に関われるようなゲームを3つしています。また、当日は全体の司会以外にも、各ゲームの進行や説明を皆で協力して行い、楽しく親睦を深めることができました。
夕食もメニューから食事中の音楽まで、すべて係の舎生が考えました。準備から最後の片付けまで全員が主体的に参加することができ、とても有意義なすずらんパーティーとなりました。
集合写真!! |
クリスマスメニュー おいしいね |
「お絵かき伝言ゲーム」 どう変わっていくかな? |
「ボールリレー」 落とさないように慎重に・・ |
「仲間さがしゲーム」 自分と同じ人はだ~れ? |
最後まで気を抜かないで! |
仲間を探すために質問中!! |
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ペアがみつかった!やった~! |
【寄宿舎】地域清掃
11月12日(金)と12月3日(金)朝8時から地域貢献の一環として、地域清掃を行いました。
始まる前に舎生から「先生、5分前には準備ができるように行きます。」と意欲的に行動する姿も見られました。12月に入ると、さらに落ち葉の量もたくさんあったため「喋っている暇はないね。」と言いながら学校周辺の落ち葉やどんぐり、空き缶ゴミなどを分別しながらテキパキと作業する姿が見られました。また、地域の方に挨拶もしっかりでき「ごくろうさま。」と声をかけていただき嬉しそうな表情をしていました。
清掃中も、地域の方に挨拶がしっかりできました。 |
一輪車を押しながら頑張っています。 |
12月は特に落ち葉がいっぱい。皆で協力して作業しました。 |
終わりの挨拶。地域がきれいになりました。 |
【高等部】修学旅行
今年度の修学旅行は新型コロナ感染症予防対策のため沖縄から福島に変更になりました。期間も12月8日(水)~10日(金)の2泊3日でバスでの移動となりました。「会津の歴史探索」や「友達と過ごす時間」などそれぞれが楽しみを持って出発し、高2生5名無事修学旅行を終えました。初日はあいにくの雨でしたが、大内宿や鶴ヶ城など見学ができました。残りの2日間は天候も良く、赤べこの絵付け体験や野口英世記念館などを見学し、予定通りの行程を終了しました。
全員落ち着いて行動し見聞を広め、一回り成長できたと思います。
【幼稚部】クリスマス会
子どもたちにとって楽しみなクリスマスが近づいてきました。聾学校でもクリスマス会を行いました。この日のために、たくさん劇の練習をしました。お友達の劇も熱心に見ていました。劇が終わり、教室やプレイルームで静かに寝て待っているとサンタさんがプレゼントを配りにきました。「サンタさんに頭をなでてもらった」「靴下にプレゼントがあった」「カードも入ってる」と喜ぶ子どもたち。最後は感染対策をしながら、みんなで楽しくお菓子会食をしました。
【寄宿舎】2学期外食会(テイクアウト食事会)、開舎記念行事、避難訓練
2学期外食会(テイクアウト食事会)
11月10日(水)に実施しました。今回は感染症対策のため近隣のガスト、かつはな亭、Hotto Mottoの中から好きなお弁当を選んでテイクアウトしました。食堂内のレイアウトを変え、BGMには2021年最新版のヒット曲メドレーをかけるなど、楽しい雰囲気を味わいながらの会食となりました。行事担当の舎生はお弁当のセッティングやテーブルの配置換えなど、自分の役割に責任を持って取り組むことができました。
会食の様子 | |
お弁当の仕分けをしました。 | 皆でそろって「いただきます!」 |
開舎記念行事
11月24日(水)に寄宿舎の開舎記念行事として講演会を開催しました。日々、友達とのやりとりや学習、部活、寄宿舎生活、誰しもがイライラやストレスを抱えていることと思います。そんな中で、ストレスをどのように発散させたらよいのか?悩み落ち込んでいる友達にどんな言葉をかけたら良いのか?なんて答えたら良いのか?「味方になりきるコミュニケーション」と題してNPO日本ゲートキーパー協会から講師をお招きしてお話をしていただきました。
「頭で分かっていても体が動かないことってあるよね。『6秒ルール』『呼吸法』『筋弛緩法』『逃避』があるよ。 『一度止まろう』『I(愛)メッセージ、Heartメッセージ』を使おう。」体験しながら色々なことを教えていただき、一人一人が心で感じることができたようです。
令和3年度 寄宿舎避難訓練
今年度、寄宿舎では避難訓練を3回実施しました。5月は地震・火災訓練。9月は火災訓練。11月は不審者訓練でした。訓練の前には事前指導として、緊急事態が起きた際に行動すべき大切なポイントや、避難場所の確認も行っています。
火災時の訓練では、「出火場所に合わせて第一避難場所や第二避難場所へと避難方向が変わること」、不審者訓練では、「いち早く鍵のかかる部屋に入り籠城すること」など避難のポイントを守って無事に避難することができています。
訓練後には「急にサイレンが鳴って驚いたが、避難のポイントを思い出し落ち着いて避難できました。」や「音に驚いてしまい廊下に飛び出てしまった。次からは冷静に行動できるようにしたい。」など様々な感想や反省がでました。
舎生が緊急事態時の対処方法を知っておき、日頃から意識して行動できるようにしていきたいと思います。
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地震が起きた時の行動を確認。 | 火災が起きた時の行動を確認。 |
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不審者対応の行動を確認。 | |
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避難の際の大切なポイントを確認しました。 | 訓練後にはたくさんの感想がでました。 |
【中学部】手話教室
手話教室を1学期、2学期に1回ずつ、計2回行いました。講師は、群馬県聴覚障害者連盟より、連盟の会員で本校の卒業生でもある方を派遣していただきました。
第1回は、小林大介さんをお迎えしました。小林さんは、幼稚部の時に聾学校の出し物として見た大道芸に感銘を受け、独学で大道芸を勉強し始めたそうです。現在は、Glaros(グラロス)という芸名で、県内のイベントなどで大道芸を披露する活動をなさっています。生徒たちは、ピエロの格好をした小林さんの登場に驚きながらも、次々と披露されるマジックに目が釘付けになっていました。ワークショップでは、パントマイムの表現の仕方を教わり、風船などの小道具を使ってパントマイムを体験しました。普段の学校生活ではなかなか経験できない、貴重な時間となりました。
様々な大道芸について説明を聞きました。 | 「え~!」「嘘~!」と声があがり、驚きの連続でした。 |
はしごで高く登ったり、風船を引っ張ったりと、イメージしながら身体表現をやってみました。 |
第2回は、石塚貴士さんをお迎えしました。石塚さんは、聞こえない人や聞こえにくい人で構成されるフットサルチーム「群馬デフフレンズ」の代表も務め、仕事の傍らフットサルでも活躍なさっています。今回は、生徒と一緒にフットサルの体験をして、心から楽しむことやチームプレーの大切さも教えてくださいました。生徒一人一人に分かりやすく、パスやトラップのやり方を教えてくださったり、手話でコミュニケーションする楽しさや大切さも同時に伝えていただいたりしました。終わりの挨拶では、「社会に出るために大切なことは、礼儀や正しいマナーを身につけること、相手の言うことを、良い態度でよく聴くこと。」等、伝えていただき、大変勉強になりました。
フットサルとサッカーの違いを学びました。 | 手本を見せながらボールの止め方を教えてくださいました。 |
しっぽ取りゲームで、広い視野で動く練習をしました。 | 2チームに分かれてミニゲームを楽しみました。 |